家族葬の弔問する側からのデメリット

家族葬がもつデメリットは、メリットの裏返しである部分がいろいろとあります。一般のお葬式との違いとして、非常にコンパクトになってくるところにあるでしょう。できるだけ無駄な出費を抑えていくというのが、コンパクトにできるメリットです。その分だけ多くの人の弔問をお断りするといったことも必要になってきます。

コンパクトにすることによって、家族がお別れする場をゆっくりと作ることができるでしょう。アットホームな雰囲気にすることができるようにもなりますし、弔問客の接待に対して時間を取られることもありません。悲しむ心ということでは、家族のほうが密接で強いのは一般的です。その時間を有効に使っていくという部分では、家族葬は大きなメリットがあります。

ところが、弔問側から見ると、何で参列させてくれないのだという気持ちが沸き立つでしょう。社会的習慣の色が強い部分ですが、形式的だけでもお別れをさせてほしいと願うはずです。これが感覚の大きな違いになって、軋轢を生んでいくことにもつながります。コンパクトにしたことのデメリットになりますが、どうしても平行線をたどってしまう部分があるのは間違いありません。だからこそ、できるだけ理解してもらえるように話を進めていかなければいけないでしょう。アットホームな雰囲気で家族に送り出されていく大事なお葬式になることを考えれば、揉めたりするのは故人が望むことではないはずです。家族葬というかたちを理解していただき、後日いらしていただけるように話しをしていくことが大切でしょう。

そのためにも、特別な存在はできるだけ作らないことです。ある人は許され、自分はダメだったとなれば、これも揉める要因となります。線引きを決めたのであれば、しっかりと押しとおして不公平なかたちを作らないようにしなければいけません。家族葬を選択した時点で、形式に振り回される必要はないと考えることもあるはずです。揉めないようにするとともに決めたことはしっかりと守るのが筋を通すことにもなるでしょう。